どこかに逃げたい。
躁うつのない所、強迫性障害がない所、発達障害がない所。
でもどこへ行ってもついてくる。
手のひび割れ、皮膚の縮れの痛みが私たちはここにいるんだと言ってくる。
自分の体を拳で殴り、気が狂いそうな頭を止めようとしても、誰も殴ったことのない拳が先に限界を迎えてしまう。
蹲りたくても床が汚くて怖いからそうできない。
おかしくなりそう、
おかしくなりそう、
もうとっくにおかしいのに。
馬鹿だね。
どうしたら楽になれるのかってそんなのさ。
そんなの。
明日になったら自分の存在が誰の記憶にも残らないで消えてしまっていてほしい。
もう疲れた