双極性障害でも音楽と生きたい

双極性障害・強迫性障害・発達障害を抱えながら音楽と生きていくブログ。

私の【強迫性障害】のお話①

こんにちは、うさたまです。

今日は私の強迫性障害についてお話しします。

2回に分けて紹介したいと思いますので、本日はその①となります。

よろしければお付き合いください。

 

 

私はもともと潔癖症気味の親に育てられました。

そこまで酷い潔癖症ではなかったのですが、私の家には「外から帰ったら服を着替える」「カバンは置き場所を決めて床に直に置かない」からはじまり、携帯を持つようになると「外から帰ったら携帯を消毒する」というルールがありました。

そこから私自身も「外のものは汚い」という感覚を持つようになり、「文房具は学校で使うものと家で使うものを分ける」など独自のルールを持つようになりました。

 

29歳の夏までは、外から帰ってきても服さえ着替えれば平気でベッドにも入れましたし、買ってきたものを触っても手を洗うなど一切ありませんでした。

買ってきてそのまま品物を部屋の机においても平気でした。

しかし、29歳の夏に「外のものを触ったら必ず手を洗わなければならない」「外から帰ってきたらすぐお風呂にはいらなければならない(部屋着に着替えることもダメ)」「買い物袋はレジャーシートの上に置かなければならない」など一気にルールが増えました。

今では買ってきた物をそのまま机に置くことなんかありえない!と思っており、調理の際にキッチンの作業台に肉のパックを置いたから作業台を消毒→作業台を消毒したけれど汚いかもしれないので、作業台で盛り付けた皿が汚れていると感じる→皿を置いた食事をするテーブルを食後必ず消毒するなどしています。

 

もしかしてこれが潔癖症が酷くなった原因...?と思った出来事は、2022年1月から3ヶ月間続けていたパートでのエピソードです。

品出しの時に小さな子供が自分の口に入れていた手で商品を触っているのを見たこと、あるお客さんが床に落とした商品をそのまま棚に戻していたこと、会計の際にレジでお母さんに渡されたグミが子供のよだれでベタベタだったことです。

そこから、「外のものは誰がどんな手で触ったかわからない。床に落としたかもしれない。気持ち悪い。」と感じるようになりました。

そこから私の潔癖症はいろんな思考に派生していきます。

 

例えば、サッカー台に買い物かごを置いて袋詰めすると思いますが、「買い物かごを床に置いていた人がサッカー台にカゴを乗せたかもしれない=床の汚れが自分のエコバッグや買った商品についてしまう」と思うようになり、買い物袋は家に持ち帰ったら絶対にレジャーシートの上に置くようになりました。

他にも、美容室で髪を切ってもらっても帰ってすぐお風呂に入るようになりました。

今までは美容室で髪を切ってもらった時は、シャンプーも一緒にしてもらえるので、その日のお風呂は体を洗うだけでした。

しかし今では、どんな人の髪を切った鋏か分からない→鋏が汚いかもしれない→髪を洗って綺麗にしなければならない、という思考になりました。

また、髪が長いので冬場だとコートに髪がついてしまいます。

そうすると、コートは外で着るから汚い→コートに髪がついたら汚れる→お風呂に入らなければならない。

と、どんどん縛りが増えていき、今では気軽にコンビニに行くこともできません。

買い物は主人の仕事帰りに任せて、毎日いかに「汚れないか」を気にして過ごすようになりました。

その結果、外に出ることもできず毎日家に引きこもっています。

 

私が外のものを家に入れることに恐怖を感じるようになった理由はこれだけではないので、それについては【強迫性障害】のお話②で、後日お話しようとおもいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。