双極性障害でも音楽と生きたい

双極性障害・強迫性障害・発達障害を抱えながら音楽と生きていくブログ。

強迫性障害的に整形外科の治療は辛い。

こんばんは、うさたまです。

今日は私の最近の生活についての記録です。

よろしければお付き合いください。

 

現在も強迫性障害がひどく、カウンセリングも予約が取れないので、状況は良くならず引きこもる毎日です。

ですが、なんとなく今日はお風呂に入れそうだしお散歩してみようという日があって、外に出るとコートが少し暑いくらい暖かくて梅の花(だったのかな?)が咲いていて、春の訪れを感じました。

それと同時に、今月も何も成長できなかったなと少し暗い気持ちになったり。

 

成長かはわからないですが、去年の12月からうつが酷くて習い事のDTMのレッスンをお休みしていて、2月末に久しぶりにレッスンを受けることができました。

うつの期間が長く、全くソフトを触れていなかったので久々に触れて楽しいのと同時にとても疲れました…使い方もやんわり忘れている…

 

作曲は、音楽理論やソフトの使い方など覚えることがたくさんで、何度も先生に説明して頂くのですが、理論を全く理解できず情けない気持ちになります。

私は発達障害ももっているので、勉強はなかなか難しいところがあります。

ですが、いつか作曲を仕事にしたいと思っているので、ノートにまとめたり、自分で勉強してなんとか理解しようと頑張っています。

 

余談ですが、去年無知故にパソコンのOSをバージョンアップしてしまい、データのバックアップもとっていなかったのでダウングレードすることもできず、VOCALOIDがしばらく使えない環境になっていました。

それで去年から最新OSへの対応を待っていたのですが、お休みしている間に使えるようになっていました!

(MACを使っている方は、バージョンアップの前にVOCALOIDが対応しているか確認してからの方がいいかと思います。お気をつけください…!)

早速歌詞を打ち込んで、作った曲を歌わせています。

自分の作ったメロディが歌になる瞬間が1番楽しいです。

歌詞はふっとした時に思いついたフレーズをスマホにメモして、そこに肉付けしていく形で書いています。

メロディも歌詞も寝る寸前に思いつくことが多くて、眠い…体が動かない…でもメモしないと…と毎回苦しい戦いをしています。笑

昔から詩を書くのが好きだったので歌詞を書くのは楽しいですが、自分の語彙力の限界を感じていて、国語辞典を買おうかずっと迷っています。

そろそろ買おうかな…

 

こんな感じで好きなこともできて順調そうに思えますが、本当に強迫性障害が辛くて相変わらず苦しんでいます。

これが原因で異常にイライラしたり、こんなに苦しいならいっそ死んでしまおうと思ったり。

うつが落ち着いている時でも、この症状からは逃れられないので、今日は落ち着いて過ごせたなと思っても、1日の終わりにとんでもなく許せないこだわりが出現して台無しになることも多いです。

寝る準備をして布団に入ったのにどうしても我慢できなくなり消毒用アルコールを持って家中拭き始めたり、気分が不安定になって怒ったり泣いたり。

なのでカウンセリングを早く受けたいのですが、通院している病院のカウンセリング予約がいっぱいでキャンセル待ち状態です。

去年の10月ごろから主治医にカウンセリングを受けるよう言われていて、順番が回ってくるのを待っているのですがしばらくは無理そうです…

カウンセリングでは暴露療法をやるということは決まっているので、きっと辛い戦いになると思います。

専門医の方の指導のもとである安心感はありますし、症状が改善されたら生きるのが少し楽になるのはわかっていても、暴露療法の内容と過程を思うと不安でたまらないです。

そのくらい強迫性障害による恐怖心が強くて、毎日苦しいです。

兎にも角にも、カウンセリングが始まらないことには自分がどの程度頑張れるかもわからないので、早くカウンセリングの順番が回ってくるのを待っています。

 

以前私の強迫性障害についての記事を書いたのですが、その②をまだかけていないので少しずつ整理しながら書いて投稿したいです。

同じ強迫性障害で苦しんでいる方に、共感して頂けるところがあればいいなと思っています。

 

タイトルにある通り、明日は整形外科に行かなければならないのですが、リハビリの台に横になったり、電気治療を受けるのが強迫性障害的にかなりキツいです。

リハビリを受けるときに、前の人の足の裏を触っていた手で体を触られたり、電気治療の貼るやつ、直接肌に貼るのすごく嫌です…

帰ってきて皮膚が赤くなるくらいまで体を洗うので、できれば行きたくなくて数ヶ月受診を控えていたのですが、体の不調が耐えられない程酷くなってきたので仕方なく行ってきます。

私よりも苦しんでいる方は、体の不調が酷くなっても受診を拒まれる方もきっといらっしゃると思います。

私のブログを見てくださっている方は、おそらく双極性障害強迫性障害発達障害について当事者であったり、知ろうとしてくださっている方達が多いと思いますので、共感して頂けるところや、大切な方がもしかしたらこんな事を考えているのかも、と参考にして頂けるところがあると幸いです。

私も含めて、みなさんの心に一つでもあたたかい幸せが訪れますように。

 

では今日はこの辺で。

また。

 

誰かのことをわかった気になって失敗する

こんにちは、うさたまです。

随分と久しぶりの投稿になってしまいましたが、うつが少し落ち着いたので、先日美容室に行ってきました。

 

やりたい髪型の画像を見せたのですが、後ろの画像がなかったからか、後ろが全然違う仕上がりになってしまい落ち込んでいます…

2年くらい任せていて、信頼していた美容師さんだっただけに余計にショックで。

私が前回オーダーした髪型のまま後ろを切られてしまったんです。

画像だけでなく、ちゃんと「このヘアスタイルにしたいです」と言葉に出して伝えないとダメだなと思いました。

長い付き合いだし技術も確かだから、画像だけでわかってもらえると過信してしまったんですね。

 

今回の件でおもったのは、相手のことをわかったような気持ちになってくると、「確認する」とか、「聴く」とか「伝える」とか、そういうのがおざなりになる事あるよな〜という事です。

「こういうのすきだよね!わかってるよ!」「いつも伝わるからこれでわかってくれるよね!」みたいな。

でも相手もどんどん変わっていくから、自分の中の相手の情報もずっとアップデートし続けるために、ちゃんと話したり聴いたりすることって大切だなと思いました。

あと、どうやっても自分以外は他人なので、言葉にしないと伝わらないなって。

 

私には今育休中で月一くらいの頻度で電話をする友達がいるのですが、その子との関係でも同じ事を思います。

私の病気のことを知っていて、体調を気にかけてくれたりするのですが、時々グサッとくる言葉を投げかけられる時があります。

発達障害の検査結果に書かれているアドバイスについて、「そんなのみんな同じやん!」と言ったり、「あんたに子供は無理やろ」と言ったりという具合です。

よくよく話を聞いてみると、その子にすれば、付き合いも長いし、言葉を選んだりしなくてもいい関係と思っていたようで、その結果が先ほどの発言でした。

私がその発言が辛かったという話をすると、「うさたまと、もうどうやって話せばいいかわからない」と言われて、Twitterのフォローをひっそりはずされていたり、かと思ったらまたフォローされたりでかなり戸惑いました。

 

昔から自分がされたら嫌なことをその場で伝えることが苦手で、笑って誤魔化すことが多かったのですが、最近になって嫌だった事を冷静な頭で考えて、相手を傷つけないように気をつけながら文章にして後からLINEで伝えるようになりました。

今まで「何を言っても笑っていた私」(=言葉選びに頭を使わなくていい人)から、「嫌な事を伝えるようになった私」(=何を言っても笑っている人ではなくなった)に、彼女の中で私の情報がアップデートされていなかったんですね。

電話で話すことも、産まれた子供の話が中心でお互いのことについて話す機会が以前に比べてとても減っていたから、お互いの変化に気づけなかったのだと思います。

今回の美容室の件で、彼女との関係でモヤモヤしていた事の正体が分かったような気がしました。

 

人が他人の事を分かった気になるのは、「長年の付き合いでこの人はこうだ、という決めつけができてしまう」ことや「その人が自分に見せてくれる部分をその人の全てだと勘違いしまう」というのが原因の一部だと私は思います。

先ほどの子の話でも、私の方にも「今まで自分に見せてくれていた部分をその子の全てだと勘違いしてしまっていた」節がありました。

引っ越す前は頻繁に直接会って遊んでいて、その時の優しい彼女が全てだと思いこんでいました。

今では月に一回電話する程度で、直接会わない事から、相手の情報をアップデートできずにどんどんズレが生じている気がします。

大人になると、友人と頻繁に会ったり話したりする機会は減りますが、だからこそその時間に相手の事をよく見てよく話を聞いて、「今のその人」を知っていく意識が大切だなと思いました。

 

長く付き合っている人ほど、大切にしたいなら相手のことをわかったような気持ちにならずに、「確認する」「聴く」「伝える」。

そういう事をおざなりにしないように気をつけようという自戒でした。

 

 

最近は春の足音がしてきたので、少しのわくわくとちょっとした焦りを感じています。

みなさん残りわずかな冬を楽しみましょうね。

ではまた。

双極性障害の調子のいい日に【やりたい事をやる為のおすすめ方法】

今日は、双極性障害の私の【やりたい事をやる為のおすすめ方法】をご紹介します。

 

私が実際にやっているのは「To Doリスト」を書くことです。

調子のいい日でも、オーバーワークになると反動が来て辛くなってしまうので、「今日はこのくらいならやれそう」という量のタスクを、重要なものから紙にリストアップしていきます。

(メモ帳でもルーズリーフでもお好きな物を使ってください!おすすめのツールは後でご紹介します。)

そうすると、何からやればいいかもわかりやすく、手をつけやすいです。

私はやることがいくつかあると、何からすればいいのか分からなくなって結局何もできないみたいなことがよくあるので、やる前から順番を決めておくのは動きやすくてとてもいいです。

終わったタスクにマーカーを引いて消していくと、あと○個!やりきるぞ!

と気合も入ります。

ここで注意していただきたいのは、リストアップする際に必ず「自分の体力と相談すること」です。

調子のいい日はあれもこれもとなってしまいますが、普段うつで寝たきりの私は体力がないので、やりたい事の2/3くらいにタスクを絞っています。

また、タスクに「掃除」と書くとどこまで掃除するか分からなくて終わりがなくなってしまうので、「洗面所掃除」「トイレ掃除」「風呂場の髪取りシート交換」など、同じジャンルでもキリのいいところで区切るように気をつけています。

そうすると、例えその日中にできなくても、次にできそうな日が来たらどこからやればいいのかもわかりやすいですし、こなしたタスクの量も増えるので達成感も増します。

 

ToDoリストにおすすめなのは、無印良品のチェックリストのメモパッドです。

私も愛用しています。

タスクを書き出しやすいシートになっていて、チェックを打つ部分もついているので、マーカーを引くのが面倒な方でもボールペン一本でタスク管理ができます。

無印良品に行くことがあれば、ぜひ見てみてください!

近くに店舗がないよ...という方は、楽天でも買えるので見てみてくださいね!


 

他にもTo Doリストに使える可愛いツールはたくさんあって、私は次にうさぎ柄のメモパッドを買おうと思っています!

左端に四角のチェックボックスがあるものが使いやすくていいと思いますので、皆さんも自分好みのツールを探してみてください。

お気に入りのツールだとやる気もアップしますね♪


 

 

私が更にやる気をUPさせる方法としてやっているのは、「推し」の名前の判子を押すことです。

1日の最後に、その日に作ったToDoリストにその判子を押しています。

特殊な苗字や外国の名前の推しでなければ、100均でシャチハタが買えるのでおすすめです!

推しに「よく頑張ったね」と確認してもらっているような気持ちになって嬉しくなります。

可愛いシールを用意して、最後に貼るのもいいかもしれませんね!

ただし、「To Doリストに書いたから全部やらなきゃ!」とならないように気をつけてくださいね。

先ほども書きましたが、リストに書いておけばどのタスクが未完了なのか一目でわかるので、次の調子のいい日にそこから始めればOKです。

私も全部こなせない日も沢山あります。

無理をして心と体の調子を崩さないように調子を見ながらやっていきましょう!

そして、全部でなくてもタスクをこなした自分を褒めてあげましょう!

私はご褒美にちょっと良いチョコレートを食べるようにしています。

皆さんもご褒美を用意してみてはいかがでしょうか?

 

以上が、双極性障害の私の【やりたい事をやる為のおすすめ方法】でした。

この記事が病気と闘う誰かのお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

私の【強迫性障害】のお話①

こんにちは、うさたまです。

今日は私の強迫性障害についてお話しします。

2回に分けて紹介したいと思いますので、本日はその①となります。

よろしければお付き合いください。

 

 

私はもともと潔癖症気味の親に育てられました。

そこまで酷い潔癖症ではなかったのですが、私の家には「外から帰ったら服を着替える」「カバンは置き場所を決めて床に直に置かない」からはじまり、携帯を持つようになると「外から帰ったら携帯を消毒する」というルールがありました。

そこから私自身も「外のものは汚い」という感覚を持つようになり、「文房具は学校で使うものと家で使うものを分ける」など独自のルールを持つようになりました。

 

29歳の夏までは、外から帰ってきても服さえ着替えれば平気でベッドにも入れましたし、買ってきたものを触っても手を洗うなど一切ありませんでした。

買ってきてそのまま品物を部屋の机においても平気でした。

しかし、29歳の夏に「外のものを触ったら必ず手を洗わなければならない」「外から帰ってきたらすぐお風呂にはいらなければならない(部屋着に着替えることもダメ)」「買い物袋はレジャーシートの上に置かなければならない」など一気にルールが増えました。

今では買ってきた物をそのまま机に置くことなんかありえない!と思っており、調理の際にキッチンの作業台に肉のパックを置いたから作業台を消毒→作業台を消毒したけれど汚いかもしれないので、作業台で盛り付けた皿が汚れていると感じる→皿を置いた食事をするテーブルを食後必ず消毒するなどしています。

 

もしかしてこれが潔癖症が酷くなった原因...?と思った出来事は、2022年1月から3ヶ月間続けていたパートでのエピソードです。

品出しの時に小さな子供が自分の口に入れていた手で商品を触っているのを見たこと、あるお客さんが床に落とした商品をそのまま棚に戻していたこと、会計の際にレジでお母さんに渡されたグミが子供のよだれでベタベタだったことです。

そこから、「外のものは誰がどんな手で触ったかわからない。床に落としたかもしれない。気持ち悪い。」と感じるようになりました。

そこから私の潔癖症はいろんな思考に派生していきます。

 

例えば、サッカー台に買い物かごを置いて袋詰めすると思いますが、「買い物かごを床に置いていた人がサッカー台にカゴを乗せたかもしれない=床の汚れが自分のエコバッグや買った商品についてしまう」と思うようになり、買い物袋は家に持ち帰ったら絶対にレジャーシートの上に置くようになりました。

他にも、美容室で髪を切ってもらっても帰ってすぐお風呂に入るようになりました。

今までは美容室で髪を切ってもらった時は、シャンプーも一緒にしてもらえるので、その日のお風呂は体を洗うだけでした。

しかし今では、どんな人の髪を切った鋏か分からない→鋏が汚いかもしれない→髪を洗って綺麗にしなければならない、という思考になりました。

また、髪が長いので冬場だとコートに髪がついてしまいます。

そうすると、コートは外で着るから汚い→コートに髪がついたら汚れる→お風呂に入らなければならない。

と、どんどん縛りが増えていき、今では気軽にコンビニに行くこともできません。

買い物は主人の仕事帰りに任せて、毎日いかに「汚れないか」を気にして過ごすようになりました。

その結果、外に出ることもできず毎日家に引きこもっています。

 

私が外のものを家に入れることに恐怖を感じるようになった理由はこれだけではないので、それについては【強迫性障害】のお話②で、後日お話しようとおもいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。

洗濯のタイミングが分からない

こんばんは、うさたまです。

お久しぶりになってしまいました。

 

またしてもうつの波がきていて、ずっと布団で横になる毎日です。

皆さんはお元気でしょうか?

 

 

最近は風が強かったり、雨だったり、雪だったりで洗濯のタイミングを逃しまくっています。

家を建てるならサンルームが欲しいなあ。と梅雨や台風の多い季節はよく思いますが、冬も朝から干しても乾ききらなかったりするのでやはり同じですね。

サンルームまでとはいかずとも、せめて値下げしていた除湿乾燥機買えばよかったと後悔しています。

(夫にはいらないと言われてたので買う選択肢はなかったのですが... )

 

また、我が家ではおしゃれ着と普通の洗濯物を分けて洗っているので、天候だけでなくどちらをどのタイミングで洗うか、と考えるのもまた面倒です。

私が滅多に出かけることがないので、週末に夫が着るおしゃれ着と合わせても二週間くらいしないと一回洗濯するほどの量になりません。

この現状を考えると、私の持っているおしゃれ着は2〜3着だけ残して、あとは売ってしまっても問題ないなあと思ってしまいますね。

可愛いから手放したくないですが、着る機会がないので持っていても場所を取るだけだなと...

年末の大掃除でかなりの量の服や物を捨てたのですが、まだまだ溢れかえっていてどうしようもないです。

思い出のあるものなど、代えのきかない物以外はどんどん手放していかないとなと、捨てるのが苦手な私でも思わされる量でした。

これを機にどんどん断捨離していきたいですが、なかなかそうはいかないのが人間ですよね。

難しい。

 

 

こうしてなんとかブログを書ける体調になったので、明日はスーパーや薬局に買い出しに行きたいと思っています。

当日にならないと心と体のコンディションがわからないので、今のところの予定ですが...

明日は今日よりも元気になっているといいなあ。と願うばかり。

 

今日はなんでもない1日の独り言でした。

読んでくださった方、ありがとうございます。

それではまた。

 

 

双極性障害の私、初めの一歩

初めまして、数あるブログの中から、ここを見つけてくださりありがとうございます。

ここでは双極性障害強迫性障害発達障害を抱えながら、音楽で生きていく道を探る私の日常を綴っていきます。

昨年末から続いていた鬱から抜け出せたので、年も明け、何か新しい「兆し」があればいいなと思い、以前から興味のあったブログを開設しました。

同じ病気で苦しんでいる方や、音楽で生きていきたい方に、何か少しでも良い情報が発信できれば良いなと思っています。

よろしければお付き合いください。

 

 

 

 

自己紹介

うさたまと申します。

現在30歳の専業主婦です。

夫とうさぎと暮らしています。

ボイストレーナー資格を所持。リモートでDTMのレッスンを受けています。

いずれボイストレーナーDTMの道でお仕事をできるようになるのが目標です。

 

病気について

私は18歳の時にうつ病を発症し、30歳になった今もクリニックに通院しています。

現在は「双極性障害」「強迫性障害」「発達障害」と診断されています。

大学時代は「境界性パーソナリティ障害」「統合失調症」とも診断されていましたが、現在は先述の3つの診断を受けています。

 

双極性障害について

過去の私の躁状態

高校時代に初めて診断されたのはうつ病でしたが、大学に入学してからこちらに診断が変わりました。

高校時代と違い、自分でアルバイトをしてお金を稼ぐようになり、自由に使えるお金ができたからこそ躁状態特有のお金の使い方が見えてきたのです。

稼いだお金のうち、現金のほとんどをクレーンゲームに注ぎ込み、高価な服やバッグ、靴をクレジットカードで買い漁り、支払いができずに親や彼氏(現在の夫)に払ってもらったりということが何度もありました。

親と彼氏の説得でクレジットカードを解約し、現在もクレジットカードは持たせてもらえません。

 

また、長年連絡をとっていなかった友人に手当たり次第電話をかけたり、化粧や服が精神状態に合わせて華美なものになったり、といったところも当時の主治医に兆候の一つとして受け止められたようです。

躁状態の時はアルバイトのシフトをたくさん入れて、うつ状態になった時にそれをこなせず欠勤することが多く、クビになったこともあります。

 

私は躁状態とうつを比較的早いサイクルで繰り返すタイプだったので、友人もコロコロと態度や付き合い方が変わる私を怖がって、みんな離れていってしまいました。

 

過去の私のうつ状態

うつが来ると授業に出ることもできなかったので、少しだけ話したことのあるだけの子などにもお願いしてレジュメをコピーさせてもらったり、いろんな人に迷惑をかけてやっとの思いで単位を取得し卒業しました。

挨拶を交わす仲でもない私にレジュメを貸してくれた人たちには感謝しても仕切れません。

とはいえやはり友達は一人もいなくなってしまったので、卒業式には一人で出席し、打ち上げなどに誘われることもなく、楽しそうな周りの声を聞かないようにして帰宅して家で泣きました。

 

現在の病状

現在では、薬もあっているのか大学時代ほどの気分の波はありません。(飲んでいる薬はほとんど全て変わりました。)

とはいえ、躁状態もうつもやってくるので、安定して出勤することもできず仕事はしていません。

2022年の1月に、そろそろ仕事ができるのではないかと思いパートとして雇ってもらったのですが、当日欠勤が多くなってしまい、自分を責めてさらに鬱になる悪循環に陥り三ヶ月ほどで辞めてしまいました。

ボイストレーナーの資格を持っていますが、パートと同様に安定して出勤する事ができず、かつトレーナーという立場上生徒さんに迷惑がかかるため休めない仕事なので、トレーナーとしての仕事はしていません。

 

今でも躁状態になると金遣いが荒くなり、毎日家に荷物が届くようになります。

そうすると夫も躁状態になっているなと気付き、「毎日荷物届くけど大丈夫なの?」と聞かれます。

ですがやはり気が大きくなっていて、自分は無敵状態なのでいくらお金を使おうが怖くないため、「大丈夫だよ!」と返してしまいます。

それではいけないと、躁状態の時の私のお金の使い方をどうするか現在話し合いをしているところです。

自分なりに無駄遣いをなくすコツを書いた本や、方法を紹介しているサイトなどを見るのですが、躁状態になるとそうした知識も関係なくなり、やはりお金を使いすぎてしまうのです。

ですが、躁状態の時は自分の病気が治ったのでは?と錯覚するほど力に満ち溢れているので、自分では「調子がいい」「これが本当の自分ではないのか」と勘違いをしてしまい、自分では躁状態だと気付けません。

そして、その後反動で来るうつに苦しむことになります。

 

うつ状態の時は、お風呂に入ったり歯磨きをしたり、顔を洗い服を着替えたりといったこともできなくなります。

死にたい気持ちが年々確かな形になり、家のどこで何を使ってどう死ぬか。

ということを具体的に考えるようになりました。

何年か前に初めて自宅で首吊りを試みたのですが、途中で紐が切れてしまい未遂に終わりました。

アパートに上の方の階住んでいたので、ベランダの柵に腰掛けて「落ちるなら落ちろ、なるようになれ」と、足も宙ぶらりんの状態でいる事を何度も繰り返したりもしたのですが、結局落ちることも自らの意思で落ちることもなく、「今は死ねないんだな」と思い、死にたい気持ちはそのままでしたがこちらも未遂に終わりました。

うつの時は家事も全くできなくなってしまうので、夫が出勤前と帰宅後に全てやってくれています。本当に感謝しています。

 

もちろんいつも躁とうつの中にいるのではなく、こうしてブログを書けるような気持ちの落ち着いた日もあります。

そうした日に、自分の好きなことや家事をしたりします。

ですが、年々好きな事を楽しめなくなっていくのを感じています。

いつも心の奥底が冷えていて、第三の自分が自分を見ていて、例えば喜ぶべきシュチュエーションでは喜ぶフリをする。でも心は全く動いていない。みたいな感じです。

 

ありがたいことに、大学を卒業して何年か経ってから大学時代の友人のうち数名が連絡をくれ、以来3年ほど仲良くしてもらっています。

友人とは同じ趣味があり、その話をするLINEのグループがあったり、体調の様子を見ながら遊びに出かけたりしています。

しかし、友人といる時も同じ熱量で楽しむ事ができず、気後れしてしまう事があります。

こんな風に、「この趣味のために生きてる!」「生きる活力になる!」と思える程、この趣味を楽しめたら良いのに、と悲しくなってしまいます。

ですが、友人たちの事が大好きで大切なので、それを理由に関係を切ったりしたくないと思い、今年は自分のペースで趣味を楽しみつつ友人たちと仲良くできる道を探ろうと思っています。

幸い、同じ熱量で楽しめていなくても、それを理由に接し方を変えるような子達ではないので、タイミングを見て打ち明けるつもりです。

このように、好きなことについて心が鈍くなっているのは感じますが、落ち着いて1日を終えられる日が増えてとても嬉しいです。

 

強迫性障害について

私の場合、出かける前に家中のコンセントが抜けかけていないか確認する(火災が怖い)、鍵がかかっているか何度も確認する、潔癖症が症状として出ています。

もっとも困っているのが潔癖症で、具体的には「買ってきたものを触ったら必ず手を洗う・消毒する・消毒してもやはり汚いと思うので触ったら手を洗う・汚いと思ったらお風呂に何度も入る・汚いと思ったら1日に何度も服を着替える」などです。

手を1日100回以上洗うので、手はあかぎれと乾燥でボロボロです。

また、掃除と潔癖症の相性も悪く、潔癖症だから綺麗にするのではないかと思われるかもしれませんが、私の場合買い物袋や買ってきたもの(外のもの)を置いた床にクイックルワイパーや掃除機をすると、外のものが塗り広げられていくような感覚になりとても気持ち悪くなります。

主治医には「汚い」と思っても手を洗ったりしないよう指示されていますが、その時できたとしても、後から「やっぱり汚い」と思った時に、消毒などが大変になったりもうどうしようもなくなってしまっていたりするのが怖くてできていません。

カウンセリングを受けるよう言われているのですが、通っているクリニックのカウンセリング枠がいっぱいで予約が取れないため現在は受けれていない状態です。

カウンセリングでは「暴露療法」をしよう、と方針だけ伝えられています。

正しい知識を持った人に指導されながら行動を変えていく方が安心できるので、カウンセリングが始まるまではこの生活が続くと思います。

 

発達障害について

2023年1月と、つい最近診断されたものです。

長年自分は発達障害ではないかと悩み、その時通っていた病院(引越しなどの影響もあり5つの病院に通ってきました。)で相談してきたのですが、どの病院も幼少期の様子を簡単に聞かれて「じゃあ違いますね」と断言されてきました。

現在通っている病院で、「ここでも違うと言われたら受け入れよう。きっとそうなんだ。」と思い相談したところ、「可能性があるから検査してみよう」と言われ、やっと検査を受けることができました。

結果、発達障害であることがわかり、私はショックを受けるというよりもどこか安心したような気持ちになりました。

今まで自分が上手くできなくて困っていたこと、どうしてこうなんだろうおかしいのかな?と思っていた事が、私自身がどうしようもなく使い物にならないのではなく、発達障害によって引き起こされていたと考えられて安心したのです。

どうして今の病院では検査が受けれたんだろうと考えてみたところ、今までのクリニックとは違い、「子供の発達障害」や「子育てするお母さんに寄り添う」など、クリニック自体が「発達障害」や「子育て」を得意としている事が大きなポイントだったのではないかと思いました。

また、主治医のお子様も発達障害を持っているということで、より親身な対応をしてくださったのではないかと思います。

私と同じように発達障害ではないかと思っていても、検査する事なく「違う」と断定されてしまう方は、発達障害についてクリニックのホームページに方針として書かれているクリニックを受診されると良いかもしれません。

 

おわりに

最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。

私の病歴と症状についてお話ししましたが、この記事が何らかの形で誰かのお役に立てていたら嬉しい限りです。

これからは私の日々の生活で思ったこと、受けている病気の治療、音楽への取り組みを中心として、記事を書いていこうと思っています。

病気に負けたくない、音楽と生きていきたい私を見守ってくださると嬉しいです。

そして病気に負けないように、一緒に戦っていける存在になれると幸いです。

今週から雨の日が増え、少し暖かくなるそうです。

体調は気圧や天候に左右されやすいところもありますが、皆さんもお身体に気をつけてお過ごしください。

ではまたお会いしましょう。

ありがとうございました。